キャラクター制作秘話

隠し設定

このページはハイガト全シリーズ(漫画版含む)のネタバレがあります!閲覧は自己責任でお願い致します!

「ハイガト」には仏教の思想が取り入れられています。「108」は除夜の鐘を突く回数(煩悩の数)であったり、中有(49日)は仏教語であったり、リンドウは仏花であったり...他にも色々あります。理由は宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」に大きな影響を受けたという事です(ディレクター談)。Dは過去にもオフラインで銀河鉄道モチーフのゲームを制作しており、ロミクリに出演した「フェドーシャの車掌」はそのゲームからのゲストキャラクターでした。

2020年より連載が始まったハイガトのコミカライズ「HAIGATO -Drizzle-」では、新しくハイガトの世界観が見直され、あの世界はジョシュアの精神世界というより「願望の世界」であるという事が新たに明らかにされる。108部隊の正体は〇〇であるが、彼らがもし生身の人間であったならという願望の世界での出来事のため、彼らには全員生身の人間としてのデータ(血液型や身長体重など)が存在する事になる。何よりもまず、ゲームをプレイする人に彼らが人間、または人間であったと思わせる必要があった。

「ハイガト」の初期構想はハイガが108部隊全員を惨殺して処刑するというなかなか恐ろしいものだった。その時の構想を活かしたのが漫画版だ。しかし漫画版では108部隊と確実に敵対するものの、彼らは全員同士討ちで倒れ、結局ハイガはその手を下さずに済んだ。

ハイガ伍長(英語版:CPL.Haiga)

ディレクターの思惑ではイヤフォンが付いていたのにキャラデザでは付かなかった為ハイガト初期の揉め事となった。今ではでかいイヤフォンがしっかり両耳に付いている。イメージカラーは青。

<ゲーム版の性格や設定>

作中ではかなりクールというより少々性格が悪い。これは勿論彼の素の性格もあるが、108部隊はハイガにしてみれば「狩りの対象」であり気遣いをする必要が無い相手であったため非道な行動や言動が目立ったという。しかし心の依り代を求めるサザメキという個体にはその自信に溢れた兄貴気質を気に入られているという隠し設定がある。他にも、元々高い地位(階級)にいたのにとある理由により凄まじい降級処分を受けた経歴を持っている為、自分が所属する機関さえ恨んでおり、その性格はさらに荒んだと推測してよいらしい。他には反応メッセージで察されやすいが、機械が苦手である。

<漫画版以降の性格や設定>

2020年より連載が始まった「HAIGATO -Drizzle-」では機械が苦手な部分は見られない。また、自分の仕事に責任を持っている様子で投げやりな態度を見せない。トロム機関の設定が見直されたため、その所属や役職がハッキリしている。階級は二等兵→伍長に変更されている。

<プロフィール>

身長は178cm。趣味は麻雀(ハイガト2で判明)。そしてやけにキャンプ(野営)好き。狩猟も上手くアウトドア派なのかもしれない。酒は飲めない(ロミクリで判明)。血液型はB型(ホワイトフォックスで判明)。


サザメキ一等兵(英語版:PV2.Sazameki)

先にディレクターが歩行グラフィックを制作してからそれを見てキャラデザが仕上げた。緑色がイメージカラーで唯一閉じた目が見えるのが特徴的。

<ゲーム版>

一言で言うと「ジョシュアの良心の呵責」であったそうだ。ハイガを拒絶していながら、その侵入を許す(むしろ招き入れた)という矛盾した行動がまさにそれなのだとDは言う。また心が不安定で常に縋りつける存在(心の依り代)を求めているというジョシュアとは別に独立した個体としての性格を持ち、外部からやってきた強い存在であるハイガに憧れを抱いていた。その「情」の様子はマガミが抱くものとは別だという。

<漫画版>

登場人物の中では最も性格が異なり、ハイガト2のサザメキよりも更に怖い。ハイガに対して抱いていた強さへの憧れは全く無い様子で、真っ先に彼に敵対心を向けた。ジョシュアとのシンクロ率は相変わらず最も上であり、そのせいでハイガという侵入者に対して過激に拒絶反応を示す。スナイパーライフルを操るシーンも登場。作品の後半では顔に巻かれた包帯が印象強くなる。物語の最後に最もジョシュアへの執念を見せたのもサザメキ。ゲーム版と共通しているのは、ボロを出す所と喘息を患っているところ。

<プロフィール>

身長は165cm。ジョシュアの影響で喘息を患っている(新旧型共に同じ)。同様の理由で旧型は絵本を読む趣味もあったようだが新型にはおそらく無い。酒は飲めない(ロミクリで判明)。血液型はA型(ホワイトフォックスで判明)。


マガミ衛生兵(英語版:SPC.Magami)

先にディレクターが歩行グラフィックを制作してからそれを見てキャラデザが仕上げたが、ディレクターが思った以上にイケメン度が高いと感じ、性格を変な奴にしてしまった。赤色がイメージカラー。

<ゲーム版>

ハイガへの執着が強い傾向にある。これはティードの意志とは無関係で、サザメキ同様「マガミ」という1個体の性格が独立しているため。サザメキがハイガに抱いていた憧れとは別に、異端児ゆえの倒錯的な感情に揺れ動かされたという。マガミは「気持悪い奴」と思われるように作ったとDが言っているのでそういうことなのかもしれない。(余談だがマガミ自身も「そういうこと」と作中で言い放つ)

<漫画版>

ハイガへの執着はゲームほど無く、リンドウとコンビで行動している姿がよく見られる。ゲームではついに見られなかった衛生兵らしい姿もあった。最後にジェレゾに対して怒りを露にするなど仲間想いの一面も見せた。

<プロフィール>

身長は170cm。趣味はリース作りであったが新型には無くなっている。酒に強い。血液型はAB型(ホワイトフォックスで判明)。


リンドウ上等兵(英語版:PFC.Rindou)

先にディレクターが歩行グラフィックを制作してからそれを見てキャラデザが仕上げた。ディレクターのイメージ通りに仕上がった大男。黄、または茶色がイメージカラー。

<ゲーム版>

ガッシリした大男のくせにフニャフニャのクラゲというギャップが良かったらしくクラゲを選んだという。その中には「普段は優しいが時として冷淡、非情」「柔と剛」という意味も含まれており、108部隊の中では実は一番軍人気質が強かったキャラかもしれないという。

<漫画版>

冷静沈着な軍人と見せかけてやはりクラゲ好きは健在。スピンオフゲームで登場した鉄骨をぶん回すほどの怪力も披露。ゲーム版に比べるとキレやすく、混乱に陥った108部隊の中で最もえぐい死に方をした。

<プロフィール>

身長は185cm。新旧共に余り変わらない安定感があるが、ケンカには容赦なく一度暴走すると手が付けられないゴリラでもある。紅茶よりコーヒー派(ハイガト2で判明)。血液型はA型(ホワイトフォックスで判明)。


カナカリ少尉(英語版:2LT.Kanakari)

先にディレクターが歩行グラフィックを制作してからそれを見てキャラデザが仕上げたが、歩行グラではマントを羽織っているように見えるためDがキャラデザに直接「レインコートを着せてくれ」と注文をつけた。水色または金色がイメージカラー。

<ゲーム版>

全ての人形の中で一番高値であり目にはサファイアがはめられている。どんなに時が経っても色褪せないほどしっかり作り込まれており、当時カナカリを作った若きカデンツァの想いが強く込められている設定があるという。戦争に行ったきり帰って来なかった婚約者の姿として作られたのが金髪でハンサムなカナカリであり、それを買いに来たジェレゾが「彼」によく似ていたことからカデンツァが手放したらしい。カナカリだけで一本話ができるほど濃厚な過去設定があるにも関わらず、作中では一番影が薄かったとして扱われている。

<漫画版>

ゲーム版にあった濃厚なバックボーンは全削除されている。見た目は着ているレインコートの形状が違うくらいでゲーム版とあまり変わった様子はない。物語の後半ではジェレゾに完全に乗っ取られてフェードアウト。その不憫さはゲーム版から変わっていない。

<プロフィール>

身長は174cm。旧型が焼却された際上記のサファイアは燃え残り、ジョシュアはソレを新型の中に灰と一緒に含ませた。新型カナカリの心臓はサファイアである。潔癖症のため黒い手袋をしている。紅茶好き(ジェレゾの趣味)。血液型はO型(ホワイトフォックスで判明)。


ミギオン少佐(英語版:MAJ.Migion)

ディレクターが1番好きなキャラという事もありそのデザインは細かく注文をつけられた。風の谷のナウシカに出てくるヒドラの王みたいにしてくれというどうしていいかわからない注文を曖昧に反映したがそれが決定稿となる。名前の由来は100万(ミリオン)から。イメージカラーは銀色。トロムでは「機械化中隊」を指揮しており、無理性無感情のAI軍人達を常に侍らせているらしい。

<漫画版>

ハイガ伍長の裏で暗躍し少年ジョシュアを発見する。報告議会ではハイガを擁護するようなシーンもあった。

<プロフィール>

身長は177cm。血液型はAB型。ワカサギという意味不明な趣味がある。特殊な潔癖症。その正体はデューケストリートの白い狐。


ロミー中尉(英語版:1LT.Romy)

キャラデザにデザインが丸投げされた為Dの愛着はあまり無い様子。ロミーの歩行グラフィックはキャラデザが0からドットを打ち、ミギオンも半分ドットを打たされた。イメージカラーは白。

<漫画版以降>

ハイガに通信を切断される事も無く淡々と仕事をこなしていた。エッジでは初めてハイガと行動を共にする。

<プロフィール>

ヒト型の姿もあるが本当の姿はキツネ型。ヒト型時の身長は158cm。しかもロミー自身すら気付いていないその真の正体はゲームセンターの賞品(プライズ品)なのではないかという疑惑が浮上している。血液型は不明。


エステラ看護師(英語版:Estela)

戦時中の従軍看護婦みたいにしてくれという注文だったがキャラデザが勝手にナイチンゲールのようなデザインに仕上げた。

<漫画版以降>

トロム第三基地でロミーと共に登場する。イギリスのキングスウッドにハイガを迎えに行ったのも彼女。軍服姿や私服?姿も登場。漫画版、エッジともに長い髪を下すようになった。

<プロフィール>

身長は160cm。血液型はO型。ハイガと同じ年齢らしい。しかしハイガの年齢は謎。


リュドミール大尉(英語版:CPT.Lyudmil)

トロム第1基地所属のため黒い軍服を着ているオネエさん軍人。オネエ言葉で話すが見た目はしっかり男性であり、ろくDの要望で結構筋肉粒々。Dは初代ドラゴンボールを読みすぎなんだと思う。

<漫画版>

ネタバレ回にて奇跡的に登場。しっかりオネエさんでした。

<プロフィール>

身長は180cm。血液型はA型。趣味は筋トレ。



他の皆さん

ハインチェ家、デューケストリートの皆さんのデザインはキャラデザに丸投げされた。ただしジェレゾだけはカナカリに似せてくれという注文があった。しかしジェレゾとカナカリの瞳の色は異なる。

尚、兵隊の血液型はそれぞれタイプ元になった人物と同じ。

ジョシュア、A型。ライカス、A型。ティード、AB型、ジェレゾ、O型。

漫画版でとうとう明かされたが、ジェレゾの性格はカナカリとは著しく異なるもので、似ているのは外見だけ。だがよく考えると、ティードもライカスもマガミとリンドウには似ていない。皆一体どんな性格なのでしょう…


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