考察・裏設定
- ・タイトル
- タイトルの「ハイガト」とゲーム途中で表示される「108偵察部隊」というワードを繋ぐと「ハイガと108偵察部隊」という本当のタイトルになる。
- ・ボロボロのクマ
- 1日目に拾えるボロボロのクマは兵隊の敵役にされた様子。詳しくは第1の真相エンド。
- ・名前の無い大隊長
- 第1の
真相エンドのジョシュアの日記から、大隊長を買う前に店が閉まったことがわかる。
- つまり大隊長はジョシュアの妄想の産物であり、固有の名前も持っていない。
- ゆえに本体が無く、サザメキ達とは「別のモノ」ということになる。
- ・108偵察部隊は結局どこと戦争をしていた?
- 最初にエレベータ内でサザメキが説明する事は全てジョシュアが決めた「設定」である。
- 彼らはジョシュアが兵隊遊びをするときに決めた内容の通り動いている。
- 22時消灯というのも親のいいつけを兵隊にも守らせたかったため。
- ・基地のマップ
- 108基地のマップはやけに回り道が多い。
- ジョシュアはハイガという「侵入者」を拒絶している。
- 深淵で出てくる英語スラングもハイガに激しい拒絶を示している。
- ・ファイリング「兵隊各位」
- 「兵隊各位」に書いてある内容は「時効法」。ジョシュアが時効になったことを示している。
- ・ファイリング「ノートの切れ端」
- Dいわく、ユーザーが見つけやすい場所に配置しただけでカナカリが書いたかどうかは不明とのこと。
- ・ニィベ堂の店主
- 第1の
真相エンドのジョシュアの日記「ニィベ堂の店主のおばあさんがなくなった...くるったころしや のせいです」
- という文章に書かれたこの「おばあさん」と、オルプに殺害された5番目の被害者「カデンツァ・ルーフ」は同一人物。
- 「深淵」に立っている血塗れの像で「ごめんねぼうやたち」と表示されるのもこのカデンツァ・ルーフ。
- 「ぼうやたち」とはお店に来る子供たちのことともとれるが、自分の店に置いている兵隊の人形たちのことだという。ジョシュアは立て続けに親しい人達を亡くしている。
- ・深淵の血塗れの像
- 「深淵」に立っている像を調べると表示される文章は被害者それぞれの最期の言葉。
- 兵隊のシルエットが浮き上がる像は...これはさすがにわかると思い省略。
- ・ジェレゾとカナカリ
- カナカリを買ってきたジェレゾはカナカリに似ている。
- ティードがカナカリを気に入っていると言ったのは密かなジェレゾへの憧れがあった。
- ・「トロム第3基地」
- 征服エンドでハイガがトロム第3基地を破壊せよと命令するが、この基地は何なのか、ハイガの持参品を調べるとわかるかもしれない。
- ・兵隊の趣味
- カナカリの部屋には紅茶関係の物が多く、リンドウはクラゲが大好きだが、
- カナカリはジェレゾの、リンドウはライカスの趣味を引き継いでいるためだという。
- ・108基地?でなぜサザメキは檻の中?
- サイレンや赤いランプとは救急車、また両親が殺害された時に見た緊急車両達のイメージ。
- そして病院に入れられたジョシュアの心を映し出している。
- ・幽霊はいなかった
- ゲームには死んだ人間の名前は登場するが死んだ人が「幽霊」として登場してくることは一切ない。
- ・憑いてくるモノ
- 最後に憑いてくる人影や5階廊下で見かける人影はジョシュアの子供の頃の「生霊」。
- 基地の中はジョシュアの世界であるため、あちこちにジョシュアが存在している。
- ・バラバラのメモを書いたのは?
- バラバラのメモを書いたのはジョシュア自身。精神病院に入院している間、オルプのことをひたすら調べていた。
- ・エステラのメモ
- エンディングリストに表示される看護師がエステラ。
- トロム第3基地に所属するハイガの同僚である。エステラのメモは「征服エンド」を示唆している。
- ・オルプの最期
- 最初に出てくる惨劇の舞台にはドクロが2つあるとハイガが言う。
- そして108基地?で「2回目」と表示される惨劇の舞台。1つしかないドクロ。
- これは同じ事が2回起きた事を表している。
- つまり、ジョシュアはオルプを、自分の両親と同じ殺害の仕方をした、ということ。
<アップデート版追加要素関連>
ミギオンエンドはなぜ一度しか発生しないか?
- ジョシュアの世界の外で起きている事であるから。
- 別の世界線、時間軸での出来事だからジョシュアの世界が何度ループしようが干渉されない。
- ロンロン通りはハイガ達のいる世界寄りであることが次回作で明らかになるのだが、そういう理由でゲーム内に時間軸の違いを設けた事になる。
- ハイガが108基地で何日何年過ごそうが、ミギオンのいる世界ではたった一日、数時間の出来事であってもおかしくはない。
- プレイヤーのいる世界(現実世界)での時間をリセット(ゲームを最初から始める)する事で、初めて全ての時間軸が0に戻る。「考える靄」の言う通り、世界の成り立ちは内部に存在する主観(プレイヤー)にとって不思議の塊なのである。
「考える靄(もや)」は何者か
- モヤだけに、話を聞いているとモヤモヤしてくる存在だと、ディレクターが仕込みました。
- ハイガトのホラー要素というのは、怪物や脅かしや幽霊の恐怖ではなく、何が起きているかわからない、意味がわからないから怖い、しかしその意味を知ったらきっと恐ろしい、そういう不安を煽る感覚なのだとDは語りました。靄にしても、ミギオンや他登場人物にしても、確信に迫るような事は言わないのが特徴だそうで、実際そう行動させているとか。
「ハイガト108+」を併せた考察、裏設定
- <マガミの趣味>
- 植物に「タイプ:ティード」のメッセージが多い。マガミの部屋には3日目に謎の草が置かれており、救護室には蝶の標本が飾られているが「材料」と書いてある。3階廊下の隅には「M」という名前が書かれた花が置かれており、事務所には「ママが作るリース用の植物」なる物が置かれている。またジョシュアの部屋には「By,ティード」と書かれた花が所々にあることから、ティードの趣味は園芸、またはリース作りであることが判明する。つまりティードの思念を受け継いだマガミの趣味も同一という事になり、「M」と書かれた鉢植えはマガミの物である。リンドウとカナカリには持ち主の趣味を受け継いだ描写があったのにマガミには無かった為、追加したという。
- <ハイガトの世界観>
- 108基地外観写真に基地の設立が1921年9月9日と書いてある事から、ジョシュアのいた時代はそれ以降という事になる。時期として、第一次世界大戦から数年後、日本の年号だと大正時代となる。またミギオンがイギリスの話をしているのは、「ハイガト」は当初イギリスを舞台とした話であったから。結局軍服がオリジナルの物になったため「イギリスです」とは正確に発表することはできなくなったものの、現在もイギリスのつもりで制作をしている。
- コミカライズ版では実際にイギリス、キングスウッドで暮らしているジョシュアが登場する。
本当の登場人物
ジョシュア・ハインチェ
この物語の真の主人公。ハイガは彼の世界の中を奔走する。
ストレア・オトフリート(デューケストリートに住む子供)
殺され方は謎。しかし新聞には凄惨と書いてある
ウーヴェ・ゼクスト(デューケストリートに住む子供)
殺され方は謎。しかし新聞には凄惨と書いてある
ジェレゾ・ハインチェ(ジョシュアの叔父。ライカスの弟)
殺され方は謎。しかし新聞には凄惨と書いてある
ヘイダル・フォルジュロン(デューケ警察署の警察官)
殺され方は謎。しかし新聞には凄惨と書いてある
新聞からわかるのはここまでの4名。
カデンツァ・ルーフ(ニィベ堂の店主)
骨になったような事がメモに書いてある。
ライカス・ハインチェ(ジョシュアの父親)
首を落とされた。
ティード・ハインチェ(ジョシュアの母親)
腕を落とされた。
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ネーナ・マーケイズ(デューケ精神病院の看護師)
ジョシュアが病院を脱走する際、止めに入った拍子で殺された。
ヴィラム・オルプ(連続殺人事件の犯人、殺人鬼)
ジョシュアの手によって、両親と同じ殺され方をする。
エステラ
トロム第3基地の仲間。本編未登場(名前のみ登場)
このページでも100%は明かしていません。考察はユーザー各々に委任されます。
ハイガトをプレイしてくださり、真にありがとうございました。
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